新型 BW’S 125(SEA6J) LEDヘッドライト 取り付けレビュー

2016年6月3日今日のクロライト, 商品紹介

台湾では高い人気を誇りながらも、日本国内のヤマハからはこれまで正規販売の無かったBW’S125。

前モデルでは並行輸入された車両でカスタムを楽しんでいるオーナーさんを誌面などでも多数見かけていましたが、2016年2月10日からBW’S 125(SEA6J)として発売されたのがこちらのモデルです。

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個人的にもすごく好きなデザインですが、中でも左右非対称のヘッドライトがとても目を引きます。

 

先日、ユーザー様にご協力をいただいて、こちらの新型 BW’S 125(SEA6J) 2016年式に発売予定の当店のH1 LEDヘッドライトを取り付けていただきました。

 

BW’S 125はロービームがプロジェクター式、ハイビームが一般的なリフレクター式でロー・ハイ共にH1規格の55Wハロゲン球が採用されています。

ヘッドライト電源は直流

 

ヘッドライト電源は直流ですがエンジン始動と同時に点灯する仕様です。

現行のシグナスも同様にエンジン始動まで点灯しません。

以前はヘッドライトの電源を交流か直流か判断する際、分かりやすい判断基準として「キーONで点灯しなければ交流」と言われていることが多かったですが、最近のモデルはセルスタート時の負荷を減らす為に、エンジンが始動するまで消灯する仕様のモデルが増えてきているようです。

キーONで点灯しないからといって交流対応のLEDヘッドライトを選ぶ必要はありません。

純正H1バルブはアダプタ採用

BW’S 125の純正ハロゲン球には一部のH7バルブ車両と同じように、アダプタ(台座)が採用されています。その為、市販のH1のLEDもしくはHIDを取り付けるには、車両側ハーネスのコネクタ(H4規格)とバルブの固定について対策をする必要があります。コネクタとの接続については純正アダプタを使用することで対応可能ですが、ビニルテープなどでの保護・固定補助が必要になるかと思います。

なお、当店ではお客様が無加工でBW’S 125に接続・固定していただけるようキット化して販売いたします。

取り付け作業

作業はフロントのグリルを外し、フロントカウルごとヘッドライトを車体から外しておこないました。

最初グリルだけを外した状態でヘッドライトの後部を確認したところ、ハイビーム側の後ろにだけ大きな張り出しがあり、純正ヘッドライトコネクタとの隙間が1cmあるかな?くらいだった為、これはもしかしたらハイビーム側のLED化は無理かも・・・とユーザー様と話していたのですが、ひとまずフィッティングしてみることに。

 

結果は….

 

 

 

 

 

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バッチリ干渉せずに収まりました!

ただ、ファンが小さい当店のLEDヘッドライトでも、ご覧の通りギリギリなので後部の寸法が長いLEDヘッドライトの場合、干渉する危険があると思います。

また、H1のLEDヘッドライトを選ぶ際にご注意いただきたいのが「LEDバルブ頭部の直径」です。

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当店でこれまでにテストした結果だと、H1バルブのヘッドライトの差し込み穴は車両によって穴形状や寸法が異なっているようで、LEDヘッドライトの寸法設計によっては穴に差し込みできず取り付けできないケースがあります。

当店のH1 LEDヘッドライトキットは頭部直径が8mmとかなり細くなっていますので、HIDバーナー用の汎用埋め込みプロジェクターライトなどでも取り付け可能です。※ライトによって寸法は異なりますので、必ず事前に寸法をご確認ください。

 

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別体のドライバはハイビーム側はヘッドライトの下部に貼り付け。

 

 

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ロービーム側はカウルに両面テープで貼り付け。

ドライバの固定箇所は作業者様個々にご判断ください。

※車両側に固定してしまうとフロントカウルの脱着が面倒になるので、フロントカウル(ヘッドライト)側への固定をお勧めします。

 

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プロジェクター式のロービームの発光状態。

 

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ハイビームの発光状態。

センターのポジションランプは白色LEDバルブ(おそらく8000K以上)にすでに交換されていましたが、当店のH1 LEDヘッドライトの色温度が5000K程度なので、かなり色合いの差が感じられます。

 

取り付けいただいたのが日が落ちる前だったので、路面へ照射した時の配光までは確認できませんでしたが、日が落ちきる前でもヘッドライトの照射をはっきりと確認できていたので、かなり明るさが期待できそうな印象でした。

 

そして後日お客様からお送りいただいた写真がこちらです。

まずはロービーム。

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そしてハイビームです。

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BW’S 125(SEA6J)のヘッドライトはハイビーム時にロービームが消灯しますので、画像はそれぞれ1灯ずつが発光している状態です。

実車を見ることはできておりませんが、写真の印象と大差ないレベルに明るいようで、かなりご満足いただけたようです。

 

両目点灯させればさらに明るく

純正の55Wハロゲン球だと両目点灯はさすがに無理だと思いますが、当店のH1 LEDであれば消費電力は約18W/1灯ですので配線を加工してハイビーム時に両目点灯させると、より明るい視界を確保できるかと思います。

 

他のユーザー様からも純正ヘッドライトがあまりに暗いというお話を聞いているので、ぜひ当店のLEDヘッドライトキットを取り付けていただき、明るさをご体感いただければと思います。

 

当商品は当店通販ショップからご注文いただけます。

 

当店では当記事のBW’S125のようにデータのない新モデルのオートバイを中心に、商品テストとレビューにご協力いただけるモニター様(ご来所いただける方)を随時募集しております。

作業は工具の貸し出しとサポートのみで、基本的にお客様主体でおこなっていただく必要がありますが、商品はモニター特別価格でご提供させていただきますので、ご興味があればお気軽にお問い合わせくださいませ。

2016年6月3日今日のクロライト, 商品紹介

Posted by クロライト 黒石