T-MAX530にH11 LEDヘッドライトを取り付け
先日の話になりますが、T-MAX530ユーザー様に商品の確認で横浜からお越しいただきました。
事前のご予約時に伺っていたご検討商品はLEDビームライト(フォグライト)NORIS。
スクーターにビームライトを取り付けされたいという方はあまり多くないので、理由をお聞きすると、社外メーカーのLEDウインカーを取り付けされており、その制御コントローラーが以前取り付けていたHIDのノイズを受けてたびたび誤動作をおこしてしまったということで、ヘッドライトはハロゲン球、それだけでは明るさが心許なく当店のLEDビームライト「NORIS」を検討されたということでした。
ご要望ということで早速LEDビームライト本体をお見せして、良い印象を持っていただいたのですが、いざ取り付けようとなるとスクーターというのもあってしっくりくる取り付け場所が無いということに・・・。
そこでLEDヘッドライトをお勧めしたのですが、なぜか気が進まないご様子。
理由をお聞きしたところ以前に取り付けていたLEDヘッドライトが到底明るいとは言えるものではなく、LEDヘッドライトに対して良い印象がないとのこと。
当店商品には自信はありますが明るさの感じ方は人それぞれですので、以前に取り付けされていたものと大きな変化がないという残念な結果になってしまう可能性もあると思い、仮組みで取り付けをして日が落ちるのを待つことに。
そして日が暮れて、少し不安に思いながらもLEDヘッドライトを点灯。
点いた瞬間にユーザー様から「明るいですねー!これなら不満なしです」という嬉しい声が。
その後、当店で扱っているT10ポジションバルブにも興味を持っていただき、点灯テストしてみることに。
結果、交換前のバルブから大幅に明るさがアップし、当店の基準で色温度管理しているポジションバルブの為、LEDヘッドライトのとの色合いもピッタリ。※画像ではカメラの自動調整が働いてヘッドライトがかなり黄色っぽく見えてしまっていますが・・・。
元々ご使用になっていたLEDバルブはバイク用品店で3000円ほどで購入されたということでしたが、こちらも明るさの差に驚かれ、LEDヘッドライトとポジション球の両方をご購入いただきお帰りになりました。
ここからは余談なのですが、当店ではT-MAX専用メットインLEDランプを販売しているというのもあり、どのようなバルブをお使いなのか見させていただいたのですが・・・
ご好意で外していただいた市販LEDバルブを元に戻される時にソケット側の端子が曲がってしまい、それを修正する時にヒューズが飛んでしまうというトラブルが発生してしまいました。
時間が遅くなっていたのもあり、ヒューズがあるフロントカバーも閉じてしまっていたので、とりあえずそのままご帰宅されるということになり、キーをONにしてセルを回したところ・・・
キュルキュルキュルとモーターは回っているのですが、いっこうにエンジンがかからず。
ヘッドライトをテスト点灯していたので「ひょっとしたらバッテリー上がり!?」と慌てたのですが、セルの回転は決して悪くない。
「じゃあなんだ?」「ひょっとしてヒューズが飛んだせい?」「いやでも、たかだかメットインのヒューズが飛んだだけでエンジンがかからなくなることは・・・」
という話し合いの末、他に原因が分からないのでやはりヒューズを交換してみることに。
幸い、スペアヒューズが装備されていたので、すぐに交換ができました。
その結果・・・・エンジンがかかりました!
ヒューズボックスの表示を見た所、該当ヒューズは「SIGNAL」と表記されていました。
信号を司る複数部分を一括で保護しているようで、まさにこれがエンジンがかからない原因だったんですね。
このようにT-MAX530はメットインランプをショートさせると走れなくなってしまうので、オーナーの皆様はご注意ください・・・笑
T-MAX530に無加工取り付けが可能な LEDヘッドライト H11 RAIZEN(←商品ページ)過去に取り付けされたLEDヘッドライトがイマイチだったという方もぜひお試しください。
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