LEDと相性の悪いWR250R/Xのヘッドライトを低価格で明るく
当記事で紹介しているWGX06-H4は完売・生産終了となりました。2021年8月版のWR向けおすすめ製品を別記事で紹介しておりますのでご参考くださいませ。
2017年に生産終了後も根強い人気を誇るWR250R/X。
数年前にYSP店様のブログでご紹介いただいた頃から、2016年頃発売した当店の電球型モデルがWR250ユーザー様にご好評いただき、ありがたいことに同モデル(ホワイト)が完売後もWRユーザー様から継続してお問い合わせをいただいております。ただ、WR250のヘッドライトへ市販の多くのLEDヘッドライトを取り付けると良好な照射光が得られず、純正電球よりもかえって夜間走行がしづらい結果となってしまう実情があり、当店でもH4型のLEDヘッドライトでWR250と相性の悪いモデルが存在しております。
本記事ではその中でWR250へおススメできる低価格なモデルをご紹介いたします。
まず最初に。当店がWR250向けに性能面で現在最もおススメしているLEDヘッドライトは
下記リンク先の「SMC9-H4」というモデルです。
製品特性上、取り付けが若干かさばりますが当店シリーズの最上位モデルでWR250R/Xに無加工でお取り付けいただくだけで良好な性能を発揮いたします。
価格は1年保証付きで9,800円(税別)です。
SMC9-H4については、別途紹介記事を作成しますのでご興味のある方はそちらもぜひご覧ください。
ご予算が許されるのであれば総合性能の高い上記のSMC9-H4をご選択いただきたいですが、より低価格で純正球よりも明るくしたいという方向けに、およそ半額で収まるLEDヘッドライト「WGX06-H4」をご紹介します。
かさばるコントローラー部分が本体に内蔵されており、台座後部に冷却ファンを装備したコンパクトな設計です。大半の車両では電球との交換で簡単に取り付け可能なのですが・・・
WR250で快適にご使用いただくにはお取り付けの際に一手間かけていただく必要があります。
なぜ一手間かける必要があるのか?
WGX06-H4をそのままWR250のヘッドライトへ取り付けると・・・
上の写真のように正面中央部分に光の弱い部分が出てしまうのです。程度の差はあれど、他の多くのLEDヘッドライトでこのような現象が発生します。
ハイビームの照射には大きな問題はありませんが、ロービームはお世辞にも運転しやすい配光とは言えません。
トリッカー、セロー250向けにはオプションのリングスペーサーを併用していただくことで発光の最適化が可能なのですが、WR250ではヘッドライトの構造上同じスペーサーが使用できない為、オプションとして販売するシリコン板をご自身で加工して取り付けていただく必要があります。
シリコン板を加工した部品がこちらの3点です。当店では四角い板状の状態で販売いたしますのでご購入後にお客様ご自身で加工していただく必要があります。※3mmの厚板ですが一般的なハサミでカット可能です。
加工したスペーサーを純正ヘッドライトへ取り付けた状態です。これによりバルブが3mm後方へオフセットします。
LEDヘッドライト本体から黒色台座を取り外し、バルブスプリングで固定します。スペーサーをはめた影響で純正球のようにスプリングをスライドさせて固定箇所へ収めることはできませんので、ラジオペンチでバルブスプリングをつかんで固定箇所の横から差し込むような形で取り付ける必要があります。
光が中央に寄って照らせていなかった中央エリアがカバーされました。
ハイビームも遠くに加えて手前側も照らせるようになりました。
上で紹介したスペーサーはある程度耐熱性のある素材で3mm厚に加工してもらえれば、お手持ちの素材で 対応していただいても構いません。
ただ、本記事で紹介したスペーサーによる対応は中央の照射不足をカバーできる一方で「横方向の光の拡がりを低下」させてしまいます。ベストなのはスペーサーを使用せずにそのままの取付で良好な照射が得られるモデルです。
当店ではスペーサーを必要とせず、パワー(明るさ)を向上させた6千円台の価格の新モデルを4月頃までに発売予定です。そちらもご期待くださいませ。
ご注文及び商品詳細は下記各リンク先へどうぞ。
↓1灯3,980円(税別)のWGX06-H4 ※要スペーサー追加↓
↓1灯 9,800円(税別)のSMC9-H4↓
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