PCX125 中国製バッテリーに交換するも・・

今日のクロライト

当店には日常使用や製品のテストなどで活躍しているホンダのPCX125があるのですが、先日新車購入から4年でバッテリー寿命が来ました。

今年の夏に2週間ほど動かさなかったら上がっていたので、バッテリーを外して充電したら復活し、しばらく走っていました。

ところが先日千葉の幕張に出かけた時、昼間バイクを駐車して夜に戻ったら始動できず・・・。

加入している保険でレスキューを呼ぶこともできましたが、時間も遅かったですし、どれだけ待たされるか分からないということで、助けてもらえそうなスタンドまで押していくことに。

でも押し始めたものの運悪くスタンドまで距離があり、バテて休憩していたところでふとエンジンをかけてみたら、なんとか始動!

そこからは一気に自宅を目指してどうにか事なきを得ました。

 

それで、すぐにネットでPCXのバッテリーについて純正バッテリーの型番(GS1 YUASA YTZ-7S)を元に調べはじめたのですが、極端に安いものでなければ中国製でもほどほどに寿命は期待できるだろうと思い、あるバッテリー専門店をチェック。

そのショップさんでは車種から適合バッテリーを検索できるようになっており、保証もあるしPCX対応とあったので安心して注文。

丁寧な梱包ですぐに届きました。

本体も綺麗であまり安っぽい感じがなく、いい買い物ができたかな♪と思いながら初期充電。

そして取り付け♪

 

・・・のはずが取り付けできない!!

PCX適合と書いてあったので取り付けできないはずがないと思い、配線が邪魔していないか等チェックしたりして、数十分格闘しました・・・。

いくらなんでもおかしいという事で、メジャーでサイズを計ってみたら、わずか数mmではありますが購入した中国製バッテリーのほうが大きいんですね。

PCXのバッテリーはメットインの前部の蓋を開けると出てくるのですが、クリアランスが全くなく純正バッテリーがピッタリおさまっているような状態なんです。

 

販売店にメールで問い合わせをしたら、他の購入者さんからも報告があったのかすでにPCXに適合しない事を把握しており、手違いで適合について誤った内容が表示されていたと説明を受けました。

代替品として提示いただいたバッテリーは、収まるサイズではあるものの容量が数Ah下がってしまうのでアイドリングストップのあるPCXには問題外。

ということで返品後に返金していただくことで決着しました。

 

他の中国製バッテリーで取り付け例が挙がっているものもありましたが、2,000円を切る値段でさすがに不安があり、結局アマゾンさんで純正バッテリーを購入。

IMG_1175

初期充電後、当たり前ですが問題なく取り付けでき、元気に走行しています。

今回の問題はロット不良だったのか詳しい事情は分かりませんが、性能のテストができなかったのは残念でした。

 

ただ、やはり私のように週一か週二でバイクを動かすような使い方のユーザーには、放電しづらく再充電で復活しやすい大手メーカー製が必要だなと思わされました。

安価な中国製バッテリーでも、通勤等で毎日乗る方には実用上問題ないのかもしれませんね。

 

みなさんのバイクのバッテリーは元気でしょうか?これから冬本番ですので、私のように出先で止まってしまうとかなり面倒になってしまいますし、ぜひ早めのメンテナンスをおすすめします!

(締めがパーツショップさんの売り込みみたいになってしまいました 笑)