H7 LEDヘッドライトバルブ GLNRVX-H7 新発売
当店の大ヒットシリーズ、電球型H7バルブの新製品「GLNRVX-H7」を今月新たに発売いたしました。
発売を記念してTwitter上でプレゼント企画をおこない、沢山の方に広めていただいたおかげもあり、発売開始から連日多数のご注文をいただいております!
購入者様からのご報告をいただくまでは気持ちが落ち着かずソワソワとしていましたが、蓋を開けてみると良いご評価ばかりでほっと胸をなでおろしています。
詳しい説明は当店商品ページをご覧いただければと思いますが、当記事では取り付け後のご報告紹介(随時追記)や注意点を掘り下げて書いていきたいと思います。
GLNRVX-H7は従来モデルの問題点を解消
新モデル 「GLNRVX-H7」は電球型デザインで初めて55W電球相当の明るさを実現した「GLNPLS-H7」の後継モデルです。GLNPLS-H7は車検対応の実績や明るさに関しては高評価をいただいておりましたが、出力を上げたことでバルブ後部の寸法を純正球よりも長く設計しており、一部の車両には干渉で取り付けできないケースがありました。
GLNRVX-H7(55W電球相当)とGLNR2-H7(黒色ボディ、40W電球相当)はどちらも純正球と同じ後部寸法の為、幅広い車種へ適合します。また、バルブアダプタを採用した車両でもオプション部品の併用や、部品の追加工が不要です。
LED素子を増量し明るさ10%向上
Lumileds製小型LED素子は当店の上位グレードのモデルへ全面的に採用しており、上の写真のとおり電球型H7バルブシリーズにも初代モデルから継続採用しております。優れた明るさ性能だけでなくバイク便業務へお使いのお客様による4万km走行の実績がありますのでその信頼性は折り紙付きです。
GLNRVX-H7には当店全ラインアップの中でシングルバルブとして最も多い「8個のLumileds製小型LED」を贅沢に採用し、前モデルよりも消費電力を下げながら発光精度を高めて10%明るさUP(GLNPLS-H7比)を達成しています。
ここからはお客様よりいただいた取り付け例の紹介です。
※Twitterの投稿へのリンクに不都合がある場合は、ご連絡いただけましたら速やかに削除いたします。
YZF-R25 取り付け例
ワイズギア様のカタログへR25用オプションパーツとして掲載いただいた初代モデル同様、YZF-R25/R3にもお取り付け可能です。ただし、 内部リフレクター形状が特殊なYZF-R25/R3では純正電球よりも全長が長いGLNRVX-H7は先端がごくわずかに干渉してしまいます。※取り付け自体は可能ですが、リフレクターをわずかに傷つけてしまいますのでご留意くださいませ。 ※後述いたしますがYZF-R25/R3の場合、ローはLED素子が横向き、ハイは縦向きが正しい取り付け方向です。
YZF-R1(2014)取り付け例
Daytona デイトナ675 取り付け例
小型で低出力の電球型デザインながら、55W電球相当のここまでの明るさが発揮できます。こちらのユーザー様は公称25Wの海外メーカー製LEDを既に取り付けされており、GLNRVX-H7へ交換いただきましたが遜色ない明るさが出ていると仰っていただきました。
Z900 (18-19) 取り付け例
Z900のハイビーム側(写真右)へお取り付けいただきました。ロービーム側には国内メーカーの公称出力21WのLEDヘッドライトが取り付けられているそうですが、半分以下の出力ながらお客様の主観では同等以上の明るさに感じると仰っていただきました。※22/08/12 追記 こちらのユーザー様から1年間ノントラブルでご使用いただけていることと、1年ご使用いただいた現在でもヘッドライトテスターでの検査により車検基準に適合する明るさが出ていたとご報告いただきました。
Daytona デイトナ675 取り付け例 その2
スーパースポーツのデザインにはやはりLEDの白い光が合いますね!デイトナをはじめ、スーパー巣ポートのバイクでは取り付けの問題でブルーバルブ(ガラス管を青く着色し擬似的に白い光を再現したハロゲン球)を使用されているユーザー様も多いかと思いますが、GLNRVX-H7であれば取り付けの手間もかからずこの明るさ・はっきりとした白い照射光が得られます。
Daytona デイトナ675 取り付け例 その3
GSX-S1000F 取り付け例
写真からハイビーム側の55W電球と比べても遜色ない明るさが感じられます。GSX-S1000Fでは旧モデルGLNPLS-H7で車検通過実績がありますので、発光精度が向上したGLNRVX-H7でも問題なく車検通過できるものと思われます。
FZ6 Fazer S2 取り付け例
ヤマハ FZ6 Fazer S2のロービームへお取り付けいただきました。T-MAX500と同じようにロービーム時はH7バルブの片側だけ点灯し、ハイビームに切り替えるとH4バルブのハイ側を含めた両側が点灯するバイクですので、ハイ側にLEDのH4バルブを入れて常時両目点灯化の加工をすればさらに夜間視界もUPします。
Vストローム650取り付け例
注意点 1. バルブ取り付け向き
商品に添付している説明書にも記載しておりますが、当バルブには取り付け時の注意点があります。
※※誤った取り付けをおこなうと本来の性能が発揮できません※※
当バルブは特殊な一部の灯具に対応する為、A・Bの2通りの向きで灯具へ取り付けできる構造になっておりますが、大半の車両では上の写真のように台座のA側を灯具に合わせた向きで適正な照射が得られます。
上の写真はYZF-R25/R3のロービーム側へ取り付けた例です。一般的にはこのように灯具内で発光部のLEDチップが「横方向を向く」ことが大半です。
が・・・
こちらのYZF-R25/R3のハイビーム側のように正しい向き(A側を合わせる)で取り付けた場合でもチップが上下を向くこともありますので、前述のように「台座A側と灯具側の一致」を基準に取り付け判断をしてください。なお、誤った取り付け状態でも光が強いので極端に暗く感じることはない為、少しでも配光に違和感がある場合は取り付け向きをご確認ください。
また、バルブが灯具の定位置へぴったりとフィットしておらず、傾いた状態で取り付けされているようなケースもまれにございますので、上記の取り付け向きと合わせて十分にご確認ください。※バルブの発光点が正しい位置から数mmずれただけでも照射光へ大きく影響いたします。
注意点 2. 電源コネクタの配線入れ替えが必要な場合も
当バルブには電球と異なり電源極性がある為、灯具側の電源コネクタを電球と同じ向きで取り付けしようとした場合、極性が合わずに点灯しない場合があります。その場合はコネクタの接続向きを180度逆向きにすることで点灯しますが、灯具によっては無理に向きを変えると配線が引っ張られ故障トラブルに繋がる可能性があります。配線に無理がかかる場合は「灯具内部」もしくは「灯具外部」のコネクタから配線を一旦抜き取り、プラス線とマイナス線を入れ替えることで、配線に負荷をかけることなく取り付けできます。
以上、新モデル「GLNRVX-H7」について紹介いたしました。まだ発売して間もないので取り付け報告の数は少ないですが、自信作の新製品となっております。
ぜひお買い求めいただき、気に入っていただけましたらご友人などにも広めていただければ幸いです。
2021年8月現在は当店が運営している下記ネットショップ2店舗のみでご購入いただけます。バルブの交換自体は簡単ですが車両によって難易度が変わりますので、取り付けをバイクショップ様へ依頼される場合は当店とお取引のある全国のバイクショップ様の他、作業を依頼されるショップ様を通して当店までお問い合わせくださいませ。
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