BA20D(H4BS)型 LEDヘッドライトバルブ 2モデル新発売

2021年8月26日商品紹介

2021年8月。およそ3年ぶりにBA20D(H4BS)型のLEDヘッドライトバルブを「一挙2モデル」新発売いたしました。 ※H4BSは株式会社M&Hマツシマが「BA20D規格の電球に対して付している商品名」であり、BA20D規格の電球口金とH4BSの電球口金には互換性があります。

既存モデルとの比較を交え、商品選定のサポートの為にそれぞれの特長を紹介いたします。

※当店が販売しているBA20D(H4BS)型LEDヘッドライトは全て直流(DC)電源専用です。旧式のベスパなど交流電源の車両には適合いたしませんので、くれぐれもご注意くださいませ。

※記事内で紹介している車種名と一致していても、年式や仕様によって異なるバルブを採用している例がありますので、ご購入の際は現車を確認の上、ご購入くださいますようお願い致します。

外国車にのみ採用されているBA20D(H4BS)電球

BA20D(H4BS)電球は、並行輸入で国内販売されており人気のあるスズキのGN125シリーズやヤマハのYBR125シリーズ、ヨーロッパヤマハのマックススター他、ピアジオ ベスパ、KTM各種モデルなど、1灯でHi/Low切り替えする仕様の外国車(主に低排気量車)に今でも多く採用されています。

純正球の消費電力は基本的に35W/35Wの為、明るさは非常に心もとなく多くのユーザーがヘッドライトの明るさに不満を持たれています。

また、外国車にのみ採用されているバルブ規格の為、主要な国内メーカーからはLEDバルブが発売されていません。Amazonなどで海外メーカー製品を購入可能ですが、比較的車両本体が安価な為、しっかりとコストをかけて作られた高性能なLEDバルブは少ない印象です。

【既存モデル】 U4BD ホワイト(6K)・ゴールド光(3K)

U4BD-6K(3K)

2014年に発売したBA20D(H4BS)対応の初代LEDヘッドライトバルブです。それまではハイワッテージバルブ以外に明るさUPの選択肢が無かったところに、電球交換のみで35Wの純正球を超える明るさを得られ、GN125シリーズのユーザー様からはじまり様々な車両のユーザー様からご好評いただきました。

アルミボディ上に1パッケージ2素子タイプのCOB型LEDを実装し、6Wの出力で点灯するローパワー設計です。ロー・ハイビームの切り替えにより発光部分が前後で切り替わります。

現在はホワイト光の通常品は完売し、アウトレット品を処分価格(1,078円~)で販売しております。ゴールド光(濃い電球色)は通常品とアウトレット品を販売中です。

【既存モデル】 GFX09BD ホワイト光(W)・イエロー光(Y)

ご好評いただいた初代モデルのU4BDでしたが、より明るく高性能なバルブを求める声も多く、上位モデルとして発売したのがこちらの「GFX09BD(W/Y)」です。

※当モデルについては別記事で詳しく紹介していますのでそちらもどうぞ。

電球に近い正確な発光点を再現する為の小型LED素子と横発光方式を採用し、先端に冷却ファンを装備することで18Wの出力を発揮します。当店のBA20D型ラインアップの中で唯一冷却ファンを装備しているモデルなので、マルチリフレクターヘッドライトの車両では非常に良好な配光と明るさが得られます。冷却ファンを装備した設計ですが無闇に出力を上げず寿命を考慮した設計の為、前述の別記事で紹介しているようにスクーターでのご使用で2年近くご使用いただけている報告もいただいております。ホワイト光の他、イエロー光もラインアップしております。

ただ、当モデルには下記のような注意点がありますのでご注意ください。

・奥行きの無い灯具の場合、レンズと上部が接触して取り付けできないことがある

・根本部分の形状の問題で「一部の差し込みが深い電球ソケット」では干渉により取り付けできないことがある ※ソケット側の削り加工により干渉回避は可能

・全長が長い為、レンズカット入り(完全な透明でない)ライトへ取り付けた場合、照射光中央に影が発生することがある

【新モデル】ALV01BD ホワイト (3,828円)

こちらが一つ目の新モデル「ALV01BD」です。初代モデルU4BDのデザインをベースに回路・LED素子・放熱性能を向上させ、U4BDの2倍強の13Wの出力を実現。ファンレスのコンパクトな構造ながら55W電球に引けを取らない明るさを発揮します。

バルブ上面にLEDを配置した構造にすることにより、多くお使いいただいているレンズカット入りのGN125の奥行きの無いヘッドライトでも広範囲を満遍なく照らすことができます。

GFX09BDとのサイズ比較

先端にファンを装備したGFX09BDに比べて全長が短くなっていますので、大半の車種で干渉無くお取り付け可能です。

ロービーム照射例
ハイビーム照射例

上の写真はYBR125のマルチリフレクター式ヘッドライトへ取り付けした点灯例です。6Wだった初代モデルのU4BDに比べるとはっきりとした明るさが実感できます。夜間走行時の安心感が大幅にUPすること間違いなし、非常にトータルバランスに優れたモデルとなっております。

【新モデル】PJX01BD ホワイト (2,948円)

続いて二つ目の新モデル「PJX01BD」。一目見て分かるとおり、これまでにない本体構造を採用しています。

放熱性に優れるアルミ材を使用したボディでしっかりと容積を確保し、ファンレス構造ながら12Wの出力を実現。LEDの発光性能を高めるプロジェクターレンズを先端に装備することで、灯具のリフレクターを介せずに光を照射する為、無駄な散光の無いまとまりのある発光となります。

また、車種によっては口金の位置に対してバルブが傾いた状態で固定される灯具がある為、バルブ根元の固定ネジを緩めて調整することで「若干の角度調整に対応できる構造」となっています。

上の写真はレンズが完全にクリアになっているマルチリフレクター式ヘッドライトへ取り付けて点灯させた例です。レンズ効果により通常のヘッドライトと異なるキレのある照射光が特長です。なお、レンズカット入りのヘッドライトへ取り付けた場合は、ほどよく光の境界がぼやけた印象となります。ロービーム・ハイビームでレンズ内部の発光部分が切り替わる構造の為、写真のように照射範囲がはっきりと区別されます。

「PJX01BD」 は一見頭でっかちに見えるデザインですが、干渉を回避する為に全長を抑え、最大直径を初代モデルU4BDと同じ34mmに抑えておりますので、多くの車両で干渉無くお取り付け可能です。※中には干渉する灯具もある可能性がございますので、必ずご注文前にお使いの灯具の寸法をご確認ください。

以上、当店が販売している4種類のBA20D(H4BS)対応 LEDヘッドライトバルブを紹介いたしました。

特に新製品のALV01BDはトータルバランスに優れており多くの車両におススメしやすいモデルとなっております。純正電球の明るさに不満をお持ちの方はぜひ当店のLEDヘッドライトバルブをお試しいただければ幸いです。

↓クロライトBikes 通販サイトBA20D(H4BS)型ラインアップ一覧↓

https://kurolight.jp/bikes/category/item/led-head-light/ba20dh4bs/

2021年8月26日商品紹介

Posted by クロライト 黒石