WR155RのLEDヘッドライト取り付けレビュー紹介
日本国内での正規販売はなく、並行輸入で流通しているインドネシアヤマハ・タイヤマハ製のWR155R。
近所のお取引先バイクショップ様でも現車を見たことがありますが、 スタイルのカッコよさはまさにWR250Rをスケールダウンした感じで、軽くてとても楽しそうなモデルです。
当店では多数のWR250R/Xユーザー様に当店のLEDヘッドライトをご愛用いただいておりますが、WR155RはWR250と異なるレンズが透明の「マルチリフレクター式 ヘッドライト」を採用しています。ヘッドライトの設計自体はWR250よりも新しいものではありますが、35W電球が採用されている為、やはり明るさは今ひとつのようです。
ちなみに今でもライトを明るくされる時にLEDではなく「HID」を選択される方もいらっしゃるかもしれませんが、35W電球が採用されているような耐熱性の低い樹脂製レンズのヘッドライトにHIDを取り付けた場合、明るさこそUPできますが「リフレクターの劣化」「レンズの劣化」といった悪影響が時間経過で発生する為、おすすめできません。その点LEDは紫外線がほぼ出ない為、灯具へのダメージを心配する必要が無い点で安心です。
そんなWR155Rのユーザー様に当店のH4/HS1 LEDヘッドライト 「WGS01-H4」をお取り付けいただきました。
ご好意で取り付け後のお写真とご感想を送っていただきましたので、ご紹介いたします。
マルチリフレクター式(透明レンズ)のヘッドライトであるWR155Rでは、WGS01-H4をWR250R/Xへ取り付けされる際に併用いただいているオプションのスペーサー部品は不要で、「バルブ本体のみ」で適正な配光が得られます。WGS01-H4は後部に冷却ファンを装備していますが、ゴムカバーの干渉もなく無加工で取り付け可能です。詳しい仕様は商品ページをご確認ください。
※22年11月27日追記※ 上図のような灯具側の電球を固定する樹脂製の固定部品の「赤マーク部分を削り又は削り落とし加工が必要」という情報を一部のお客様からご報告いただきました。当記事のお客様からは同様のご報告は無かったのと多数のWR155Rユーザー様にご購入いただいた後に得られた情報の為、車両の生産国によって仕様が異なっている可能性もありますので、現場対応で作業者様がご判断の上実施くださいませ。
WGS01-H4は横発光方式を採用している為、写真のようにリフレクター全体へ綺麗に光がいきわたります。色合いは6000Kの自然な純白色です。ヘッドライトとの色合いの差が気になる方は当店の5000K~6000Kの色合いの白色ポジション球(T10ウェッジ型)の同時交換もおススメいたします。※WR155Rはバルブ本体が目立つ為、全長の短いバルブがおススメです。
一般的にLEDヘッドライトは、「本体後部がゴムカバーやフレームなどと干渉しないかどうか」注意する必要がありますが、WR155Rへの取り付けでは「LEDの前側の寸法」にも注意が必要です。
上の写真で分かるようにバルブ穴周囲に一段盛り上がった部分があり、ライトの差し込み穴が一般的なサイズよりも小さくなっている為、”バルブの根元が太くなっているLEDヘッドライト”では穴に干渉して差し込み出来ないケースが想定されるのです。
今回取り付けいただいたWGS01-H4は本体後部に冷却ファンを装備しているので、前側は根元までスリムな形状で干渉する心配はありませんが・・・
オフ車などでも人気の高い、上のような「電球型のLEDバルブ」は後部が電球と同様の形状にデザインされている関係で前側が太くデザインされているものが多いので、干渉する可能性が高いです。適合が確認できていない場合は特に注意して寸法を確認するようにしましょう。
参考までに他の候補になりそうな別モデルもご案内いたします。
オフ車向けにおススメしているADW01-H4といった製品もございますが、WR155RはWR250R/Xなどと異なり、レンズカットの無いマルチリフレクター式ヘッドライトですので基本的には上記2モデルのような横発光方式のモデルがおススメです。
クロライトでは適正や取り付け環境が異なる、各バイクに向けた様々な種類のLED製品を取り揃えております。情報の少ない外国車やマイナー車の適合確認のご相談などもお気軽にどうぞ。
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